えんがわハウスは旧片野診療所とお医者さんのご自宅(母屋と増築棟)が水害後に空き家になっていたものを多世代多文化の交流拠点として再生する取り組み。はじめの一歩保育園は、真ん中の3階建ての増築等を改修して実現した場。水に浸かった1階は床と壁を貼り直し、幼児用の手洗い、トイレ、沐浴台を設置。リビングだった2階も多くのボランティアの手で片付けをし、子供達が過ごすスペースになっている。さらに3階にあった洗面所とお風呂はスタッフ控え室に改修した。県の補助も活用したが、電気、設備、床材などの各専門業者さんたちの協力で改修費を抑えることができた。この空間をこんな風に変える、というイメージが持てれば実現することはできる。次は診療所、そして最後に母屋を改修する。クリアすべきことが山ほどあるが、協力を得て進んでいけば素晴らしい空間が作れる。